不妊症の原因のうち40%は男性側の問題といわれます。
日本人の精子量はここ20年で3分の2になっており、
社会的な問題ともいえます。
男性不妊の3つの種類に分けられます。性行為障害(EDなど)、精路通過障害、造精機能障害の3つです。これらの男性不妊の原因のうち問合せが一番多いのは乏精子症や精子無力症など、卵子と受精するだけの元気のよい精子がたくさん作れない造精機能障害です。
漢方による男性不妊の養生法は主に造精子機能障害の改善を目指します。 精子は卵子にたどり着くまで長距離移動します。人間でいえば1日で300kmを走ることに相当するそうです。受精するためには精子にそれだけの元気が必要になるといえます。
漢方による男性不妊の養生法は漢方薬の服薬によって、元気な精子をたくさん作りだすことを目的としますが、どんな漢方薬を飲むかは1人ひとりの体調や体質によって異なりますので、漢方専門薬局でプロの薬剤師さんと相談しながら服薬する漢方薬を検討することをおすすめします。
精子量の減退は体調や体質にも大きく左右されます。冷え性や不眠症など別の原因による体調不良を改善することで全身の健康状態が向上して、精子量の減退が回復することもあります。
漢方による男性不妊の養生法は強烈そうな強壮剤を大量に摂取することではありません。休んでも取れない疲労感など体質に合わせた漢方薬を適量だけ服薬することが重要です。
体質が改善されれば、服薬する漢方薬も変わってきますので、プロが相談に乗ってくれる漢専門方薬に通いながらよい精子を造り出せる体調作りを行うことをお勧めします。
バランスのとれた食事や十分な睡眠など、毎日の生活改善はとても重要ですが、毎日忙しく働いている中、生活を変えるのは大変です。話は変わりますが女性側の妊娠のチャンスは年に10回から14回、性周期に基づいてやってきます。パートナーの女性の性周期を把握して、チャンスの2週間ほど前から、お酒やタバコを控えるなど体調を整えてはいかがでしょうか。